タカラベルモントが展開するスパブランド「ESTESSiMO(エステシモ)」は、フィジカルスパシリーズ「ウェルサート」から新製品「ウェルサート ボディセラムソープ」を2025年10月23日に発売した。1980年のブランド誕生時、エステシモの原点はボディソープにあった。以降45年にわたり、肌・髪・心の調和を重視したホリスティックビューティーを追求してきた同ブランドが、改めて〝肌〟という出発点に立ち返る新製品だ。

ブランドの原点に立ち返るボディソープに、こだわりの新技術を搭載

発売に先駆け、10月16日には新製品発表会を開催。同社化粧品営業部エステシモ推進部の小坂淳二部長が、エステシモの歴史を振り返るとともに新製品の特長を語った。

「ウェルサート ボディセラムソープ」は、マイルドな洗浄成分(ココイルグリシンK、ラウレス-4カルボン酸Na)をベースに、美容成分を豊富に配合。きめ細かくとろみのあるセラム泡が、うるおいを与えながら汚れや角質、酸化皮脂をやわらかく落とす。さらに、海洋深層水や植物エキスを組み合わせた独自の美肌設計により、角質層のすみずみまで水分を届け、入浴後も持続的にうるおいを保つ。

製品の最大の特長は、洗浄と温浴の2通りの使い方ができる2WAY美容液設計にある。手でなで洗いすることで、肌のハリやツヤを引き出し、血行促進・緊張緩和をサポートするだけでなく、浴槽に入れて入浴することで、全身を包み込むような保湿感が得られる。

同会では、この独自の製品特長を生み出すメカニズムについて、開発本部化粧品研究開発部第一研究所の原田佳祐マネージャーが説明。ボディソープでありながら、なで洗い、マッサージに適した剤形を追求する中で、子ども用のアクセサリーから着想を得て「泡が消えない、滑りが続く泡」の開発に至ったという。泡と泡とを隔てるとろみが最大のポイントで、泡同士が触れ合わないことにより、細かな泡が消えないかつ滑りが続く。

また、香りも蓄積した知見を生かした独自の香りを選定。ベルガモットやスイートオレンジに、ラベンダー、グリーンティーなどをブレンドした、心を満たすマインドフルな香りを採用している。

発表会の最後には、モデルの菅明日香が登場し、発売に先立ち使用した製品体験リポートを自ら発表。ボディセラムソープの魅力を伝えた。

月刊『国際商業』2025年12月号掲載