ファイントゥデイホールディングス(HD)は、東京証券取引所より、同社株式の東京証券取引所スタンダード市場への新規上場について、2025年10月3日に承認されたことを明らかにした。上場日は11月5日を予定しており、これ以降、同取引所において、ファイントゥデイHD株式の売買が可能となる。
同社グループは、21年7月に、資生堂グループのパーソナルケア事業から独立する形で創業し、ヘアケア、スキンケア、ボディケア製品の生産・販売などの事業を展開してきた。現在、研究開発から生産、マーケティング、販売が一体となったビジネスシステムを強みに、日本を含めたアジア11カ国・地域において事業拠点を構えている。
今後、お客の生活に密着したパーソナルケア企業としての社会的責任を一層強く自覚し、「世界中の誰もが、素晴らしい一日を紡ぎ、いつまでも美しく、豊かな人生を送れるようにすること」という同社グループのパーパスのもと、事業運営とサステナビリティの実現に向けた取組みを経営の両輪として、持続的な企業価値向上に取り組んでいく。
ファイントゥデイHDではこの発表に伴い、25年12月期の業績予想を公表。売上高は前年比5.5%増の1133億3200万円、営業利益6.9%減の136億9500万円、当期利益679.1%増の77億円を見込む。