ファイントゥデイ資生堂は2023年1月1日より、商号(会社名)を「株式会社ファイントゥデイ資生堂」から「株式会社ファイントゥデイ」に変更した。
同社は、資生堂からパーソナルケア事業を引き継ぎ、2021年7月にビジネスを開始。22年8月には資生堂の生産事業取得について契約締結し、技術開発から生産、販売に至るまで一気通貫のビジネスシステム構築を着実に進めている。
こうした中、ファイントゥデイグループとして全拠点・機能がより一体となり、自律したメーカーとして一層の企業価値向上にむけ加速していくため、またパーパス(存在意義)でもある、世界中の人々へ「素晴らしい一日」をお届けする姿勢をより明確に示すため、商号変更を行った。
“ファイントゥデイ”の語源は、「毎日を豊かにする素晴らしい製品」を届けたいという想いを込めた『ファイン』と、人生の基本である一日一日を豊かに生きるには、一瞬一瞬の豊かさを積み重ねることの重要性を秘めた『トゥデイ』という二つの単語からきている。
今日というこの限られた日をファインな日にする。その積み重ねの先に、人生もファインにすることができる。こうした思いが、同社のパーパス「世界中の誰もが、素晴らしい一日を紡ぎ、いつまでも美しく、豊かな人生を送れるようにすること」にも反映されている。商号変更後も、社名に込めた思いを着実に体現していく。
小森哲郎代表取締役社長兼CEOのコメント
私たちは創業以来パーパスを基軸に、パーソナルケア領域において、アジア地域のグローカル企業のロールモデルとして持続的発展を遂げていくことを目指しています。
この実現に向け2023年は久喜・ベトナム両工場がグループに加わり、製販一体の態勢下、多様なニーズを持つアジアの生活者へ、特徴の際立った私たちの製品をより迅速・柔軟にお届けすることが可能となります。今般の社名変更は、こうした自律的な事業運営の姿を明示し加速させていく上での一つの契機です。資生堂時代から大切にしている、美意識に徹底的にこだわった高品質なモノづくりを堅持しつつ、スタートアップ企業としてのフロンティア精神も発揮し、100年先も敬愛される企業となるべく挑戦を続けてまいります。
<株式会社ファイントゥデイについて>
商号:株式会社ファイントゥデイ(英語表記 FineToday Co., Ltd.)
本店所在地:東京都港区港南二丁目16番3号 品川グランドセントラルタワー 18階
代表者:代表取締役 社長 兼 CEO 小森 哲郎
事業内容:パーソナルケア商品のマーケティング・販売
設立年月日:2021年5月18日
大株主および持株比率:株式会社ファイントゥデイホールディングス 100%
(株式会社資生堂は、株式会社ファイントゥデイホールディングスの株式の35%を取得し、間接的にパーソナルケア事業を合弁事業として展開する)