アルビオンの小林章一社長は2025年3月5日に行った記者会見で、「24年の一番のポイントはアルビオンブランドの会員が増え、復調したこと」と破顔した。その言葉通り、24年12月期は、売上高が前年比10.8%増の601億6500万円、営業利益が84.5%増の72億800万円で、業績回復が鮮明になった。特に中核事業の国内事業を担当する営業本部は10.1%増と躍進。チャネル別でも営業部(化粧品専門店)が4.4%増、業態開発事業部(アルビオンドレッサー、アルビオンフィロソフィー)が14.7%増、百貨店部が19.3%増で、いずれも好調となった。ブランド別の店頭消化はアルビオンが5.8%増、イグニスが1.6%増、エレガンスが14.8%増である。

好調な業績を背景に、25年1月1日付で営業本部長に就いた小林勇介専務取締役は「今後の業績拡大の鍵はアルビオンの強みを生かすことだ。それは商品の価値を肌で感じてもらう試用体験の機会を増やすことである」と断言。

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