花王は、湿度変化にさらされた現代人の肌状態である「ベタカサまざり肌」をととのえる新たなボディウォッシュとして、世界初となる花王独自の皮脂選択洗浄成分を配合した「ビオレ ザ ボディ ととのい肌」を2025年4月12日に発売(一部のオンラインショップで先行発売)する。発売に先駆け3月12日にKANDA SQUAREにおいて新商品説明会を開催した。

説明会で登壇した花王スキンケア事業部の石井嗣人ブランドマネジャーは、「肌は、ヒューマン・インターフェイス」のパーパスのもと展開するビオレブランドの歴史と概要を伝えたのち、新商品「ビオレ ザ ボディ ととのい肌」を紹介。石鹸から液体へ、身体洗浄の新たな習慣を生み出し、〝弱酸性〟〝まさつレス〟といった高機能性を提案し続けている同ブランドが着目したのは、現代人の肌悩みの一つである脂性と乾燥を併発した〝ベタカサまざり肌〟。背中はベタつくのにスネはカサつくなど、部位や季節、生活シーンによって脂性と乾燥の両方を感じる生活者が75%に達していることを受け投入する「ビオレ ザ ボディ ととのい肌」は、「日本の身体洗浄に新たな価値を提案する」(石井ブランドマネジャー)商品となる。具体的には、世界初となる花王独自の皮脂選択洗浄成分を配合することで、肌のうるおいに必要な皮脂は残し、悪影響を与える不要な皮脂を洗い流し、体の異なる肌悩みを抱える〝ベタカサまざり肌〟をやさしく洗い上げる。さらにすすぎ時には〝抱水ヴェール〟と名付けた水膜を形成。肌一面がヴェールで覆われたような水ツヤを演出する。

コミュニケーションにおいては、ベタカサまざり肌を自分事化してもらう「共感・気づきを生む」、独自成分採用による課題解決の「差別性を伝える」、使うたびに現れる肌一面の水ツヤを実感してもらう「知覚品質をつくる」の三つのこだわりを伝えていく。

また発売に合わせ、俳優の篠原涼子、田中圭、橋本環奈を起用した新TVCM「ととのい肌登場」篇、「肌一面の水ツヤ」篇を4月9日より全国にて順次放映。花王公式YouTubeチャンネルにおいては3月12日から先行公開している(「ととのい肌登場」篇:http://youtube.com/watch?v=bJ7bZhK6Nho、「肌一面の水ツヤ」篇:http://youtube.com/watch?v=NbdEstZICmE)。

 

石井ブランドマネジャーは発表会の最後に、今回発売した新商品、25年に夏にはまさつレスの改良、26年以降のととのい肌の新提案と新たな価値を間断なく伝え「27年までにボディウォッシュ市場で金額シェア25%超を目指しナンバーワンブランドとして盤石の地位を確立する」と意欲を示した。

なお、発表会では花王スキンケア研究所の澤正英研究員が、皮脂選択洗浄成分配合の新ボディウォッシュの開発に成功した技術的な背景を、皮脂を選択して洗浄する様子やもう一つの価値である水ツヤの実演を交えながら伝えた。