花王は、2025年3月6日、「めぐりズム・ピュオーラ新炭酸商品説明会」をコングレスクエア日本橋にて行った。
めぐりズムからは日本で唯一となる炭酸配合ジェルパック「貼る炭酸シリーズ」を発表した。デビューアイテムは額・首もと用の「貼る炭酸ジェルパックHEAD&NECK」(6枚入り・690円)と足用の「貼る炭酸ジェルパックFOOT」(6枚入り・690円)の2種。
情報過多な現代では次々に新しい情報に触れ、それを消化することに追われてしまいがちだ。知らず知らずのうちにすっきりしない気分になったり仕事や勉強に集中しにくかったりする人もいる。花王の調べでは、7割近くの人が仕事中に「頭疲れ感」を抱えており、特に集中力の低下に悩む人が多いとのこと。そこで気分をリフレッシュさせる新しい提案として開発されたのが炭酸配合のジェルパック。通常はどんどん消えてしまう炭酸を特許取得技術でたっぷり1000ppm以上閉じ込めたやわらかシートが肌にピタッと密着。メントールなどの爽快成分を配合したことでジュワーッと心地よさが広がり、爽快感が長く続く。2タイプを用意し、仕事や勉強中に生じるモヤモヤ気分をすっきりさせる。「HEAD&NECK」は3月29日より発売、「FOOT」は2月24日より「炭酸でやわらか足パック」から順次切り替えとなる。
パーソナルヘルス事業部 仲田実沙希ブランドマネジャーは「血めぐりを軸に日本だけでなく海外にも満足してもらえるヘルス提案を継続していく。暑い地域での計画もあり、日本でも前年から大きく伸びているので、この勢いを強化していきたい」と説明した。
ピュオーラは日本初の炭酸発泡ハミガキペースト「炭酸ハミガキ」(医薬部外品・95グラム・820円、55グラム・550円)を発表、4月5日より発売する。本商品は歯周ポケットまできちんと磨きたい生活者に向けた、微細な炭酸泡のハミガキで、「がんばらなくても、いつもの磨き方で勝手に上手くいく」ピュオーラ新戦略の第2弾商品となる。ピュオーラは、生活者の本音と実態をとらえて効果的な口腔ケアを提案することで、ハミガキ市場の活性化に貢献する。
昨今、生活者の歯や口の健康への意識は高まっており、花王の調べによると歯科検診の受診率は20年前と比べて約2倍以上まで向上している。一方で、花王が行った「全国歯磨き本音調査」によると、“正しい歯磨きができている”と答える人はわずか1割にとどまり、“丁寧に歯磨きをしたいが、毎日実践するのは難しい”という回答は7割に上った。歯科検診を受診し、“正しい磨き方”の指導を受けているにもかかわらず、なかなか実践することができていない生活者が多く、歯の健康に関して意識と実態に大きな乖離がみられる。特に「歯周ポケット」に着目してみると、歯科検診時の項目として、歯石や歯垢除去の他、歯周ポケットの深さの計測があり、歯科医師から、歯周ポケットの磨き残しを指摘されるケースが多くあるようだ。しかし、「歯周ポケットを意識しながら磨こうとはしているが、なかなか難しい」「ハブラシを斜め45度に当てて磨くのが大事だとわかってはいるが、完璧にはできていない」など、歯周ポケットの磨き方に課題を抱えている生活者が存在している。
そこで、生活者の本音と実態を捉えた効果的な口腔ケアを提案する「ピュオーラ」は、歯周ポケットや歯間の汚れや菌までアプローチする炭酸処方のハミガキを開発した。「炭酸ハミガキ」は、微細な炭酸泡が、汚れや菌が残りやすい歯周ポケットや歯間まで入り込む日本初の炭酸処方のハミガキだ。処方中に水を使用していない非水系処方で、重曹(炭酸ナトリウム)とクエン酸が水や唾液と反応して、炭酸泡が勝手にジュワっと発生する。微細な泡がすみずみまで届き、歯周病予防につながる。殺菌成分CPC、抗炎症成分BGA、フッ素を配合。クリスタルソーダの香味。
パーソナルヘルス事業部の鈴木裕之ブランドマネジャーは「見た目、情報、体験の三つの驚きを徹底的に広げていきたい。炭酸泡が勝手にこれまでの約5倍に泡立ち、届きにくい歯周ポケットや歯間に約2.5倍も入り込み徹底殺菌、歯周病予防までできる機能性オーラルケアソリューションで、ブランドの27年売り上げ記録更新を目指し邁進していく」と語った。
説明会には薬用入浴剤「バブ」の新提案、子どもが自由に遊べる遊び場が減少しているなか、身近なお風呂を遊び場のひとつととらえ、お風呂でできる新しい遊び体験を開発していくプロジェクト「あそバブ!」のコーナーもあった。消防車の乗ったボートに「バブ モンスターバブル」をセットすると炭酸の力で湯面を進む「おふろでトミカ バブボート」や、デザインパッケージの「バブ プラレールデザイン」(医薬部外品・12錠入り)、「バブ リカちゃんデザイン」(医薬部外品・12錠入り)など、玩具ブランドとのコラボレーション商品を3月29日に数量限定で発売する。