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最高峰シリーズがヒットし業績は過去最高値を更新
欧州のリージョナルブランドから真のグローバルブランドへ。欧州で産声を上げた花王のグループ会社であるカネボウ化粧品が誇るスーパープレステージブランド「SENSAI」がグローバルで輝き始めている。2024年のグローバル増収率は前年比120%で、過去最高の売上高と利益を上げた。特にドイツのスキンケアを中心に景気低迷で消費に陰りが出ている欧州市場でも105%と好調をキープ。
欧州で産声を上げたグローバルブランド「SENSAI」がグローバルで輝き始めている（ドイツ・デュッセルドルフのSENSAIカウンター）
「SENSAI」のルーツは、1979年にカネボウ化粧品がロンドンの高級百貨店ハロッズに上陸したことにある。その後、1983年にKaneboブランド内の一ラインとして「繊細」と書かれているスキンケア化粧品を販売した。その6年後の89年に、最高級クリーム『Kanebo SENSAI EX La Creme』（ラ クレーム）を発売。「このクリームにより、高品質で繊細な非常に良い商品を作るブランドとして評価されるようになり、「SENSAI」が最高峰のプレステージブランドとして欧州の皆さんに受け入れられるきっかけになりました」と化粧品事業部門プレステージブランドビジネスグループSENSAIの桜井郁子ブランドマネジャーは説明する。
花王株式会社
化粧品事業部門
プレステージビジネスグループ
桜井郁子「SENSAI」ブランドマネジャー
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