コロナ下のヒット商品 訪日客に人気

花王化粧品事業のインバウンド売り上げは2023年4月から回復し始めている。だが、19年比で約3割に過ぎない。タイや台湾、韓国の観光客が多く、花王が得意とする中国人の訪日がまだ少ないからだ。それでもコロナ下に大きく成長したプレステージブランド「KANEBO」は、ベストコスメの多数受賞が後押しし、訪日客の人気を得ている。また同じくプレステージブランド「SENSAI」も国内二桁成長のうち、半分は外国人需要だという。花王化粧品事業部門事業推進センターの大倉誠一戦略企画部長は「モノではなくコト、つまり体験重視の観光客が増えています。日本人と同じカウンセリングを受けて、自分の肌に合うものを購入するケースが多い」と指摘する。

「KANEBO」は、20年にリブランディングを行い、ブランドメッセージ「I HOPE.」を発信。美ではなく、希望を語り続ける姿勢は、20~40代の女性を中心に共感が広がり、ヒット商品を連発。化粧品専門店では「勢いのあるブランドの一つ」と評価が高い。

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