中国ECへの積極投資でブランドの存在を知らしめる

インバウンド売り上げゼロからの出発。ロート製薬のプレステージスキンケアブランド「エピステーム」は、コロナ前のインバウンド需要は皆無。そこからコロナの逆風にめげず、中国本土での販売を強化してきた。その結果、2022年10月からのインバウンド復活を機に、外国人客の購買が右肩上がりに増え、いまでは売上高の20%を占めるまでになった。中国人の訪日が本格化すれば、これまでに蒔いた種が一気に開花する勢いだ

10年代のインバウンド最盛期、百貨店の化粧品売り場でエピステームは肩身の狭い思いをしていた。競合のカウンターは中国人観光客の爆買いで賑わっているのに、エピステームを買う外国人はほとんどいなかったからだ。ロート製薬の担当者は、百貨店で化粧品を買い漁る中国人に、エピステームと他ブランドの違いを尋ねた。すると、エピステームは、そもそも中国人にまったく知られておらず、爆買いの対象になり得ないことが分かった。ロート製薬プレステージスキンケア事業部の吉井伸行部長は、次のように当時を振り返る。

エピステーム

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