日本メナード化粧品は、これまでに独自開発したユキツバキエキスに表皮と真皮を隔てる基底膜を修復する効果を見出した。さらに研究を進めた結果、シミ部位の基底膜を修復することでメラノサイトの活性化を抑制し、過剰なメラニン生成を抑える効果があることを発見した。以上の結果から、ユキツバキエキスはシミ対策に効果的なエキスとして期待される。


皮膚のシミは、紫外線の影響によりメラノサイトが活性化され、メラニンが過剰に生成されることで生じる。さらに、これまでの研究から、シミ部位でみられる基底膜の脆弱化もメラノサイトの活性化を引き起こすことが明らかになった。活性化したメラノサイトは、メラニンを過剰に生成するとともに、周囲の細胞へのメラニンの受け渡しも活発になっているため、シミ部位にメラニンを蓄積させてしまう。

メナードではこれまでに、独自開発したユキツバキエキスに基底膜の修復を促進する効果があることを見出した。さらに今回、ユキツバキエキスが基底膜を修復することで、メラノサイトの活性化を抑え、過剰なメラニン生成を抑制できることを確認した。このことから、ユキツバキエキスは、基底膜の修復を促すとともに、メラノサイトの活性化を抑制することで、シミの予防・改善に効果的であると考えられた。