マツキヨココカラ&カンパニーの2025年3月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比4.0%増の8015億2000万円、営業利益が4.9%増の616億5400万円、経常利益が4.0%増の649億1800万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が2.5%減の412億1900万円となった。
セグメント別の売上高は、医療品が前年同期比2.2%増の2756億6600万円、化粧品が7.0%増の2685億6800万円、日用品が0.6%増の1480億6200万円、食品が4.7%増の699億4400万円となった。
マツモトキヨシグループ事業は、売上高が前年同期比5.5%増の5018億8000万円、セグメント利益は8.9%増の424億5000万円となった。
PB商品では、同グループ初のメンズスキンケア・ヘアケアブランドとなる「KNOWLEDGE(ナレッジ)」を発売したほか、既存のPB商品である「nake(ネイク)」や「RECiPEO(レシピオ)」から新商品の追加展開を進めた。
2024年12月末時点のマツモトキヨシグループの国内店舗数は1932店舗(うち調剤薬局数460店舗、健康サポート薬局数35店舗)となり、薬局経営支援サービスである調剤サポートプログラムの加盟店舗数は239店舗となった。また、海外店舗数はタイが28店舗、台湾が24店舗、ベトナムが12店舗、香港が12店舗、グアムが1店舗となり、合計77店舗となった。
ココカラファイングループ事業は、売上高が前年同期比1.4%増の2968億4200万円、セグメント利益が7.6%増の185億7500万円となった。また、ココカラファイングループの国内店舗数は1562店舗(うち調剤薬局数が546店舗、健康サポート薬局数が93店舗)となった。
2025年3月期通期業績予想は、売上高が前年同期比2.7%増の1兆500億円、営業利益が2.4%増の775億円、経常利益が1.2%増の815億円、親会社株主に帰属する当期純利益が前年同期比0.3%増の525億円と、前回公表した予想を据え置いた。