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ギフト需要に火が付き成長の好機到来
アルビオンが展開する「IGNIS iO(イグニス イオ)」の反転攻勢が始まった。イオとはイタリア語の「わたし」で、その人のスタイルに合わせて自由に選べるアラカルトコスメとして2020年4月にデビューした。その直後にコロナが蔓延。若年層の購買行動、価格志向を捉え、化粧品専門店の新規獲得の新たな武器として期待を集めたイオは足踏みせざるを得なかった。そこから4年後の24年4月からパッケージを順次刷新。お客の反応が好転し、ボディケア、フレグランス、ハンドクリーム、UVが新規と出会う商材として機能している。そこでアルビオンは、これらの商材に投資を集中する戦略に転換。これが功を奏してギフト需要にも火が付いている。同社セールスプロモーション部企画グループの今林麻由美プランナーは次のように説明する。
「売れ筋はお店さまの立地条件によって異なります。例えば、トラフィックの多い商業施設や駅中のお店さまでは、香りのブームを追い風に、フレグランスに手を伸ばすお客さまが多いです。一方、地域密着の路面店さまでは、カウンセリングを通じてプラス一品の訴求においてヘアケアなどが人気になっています」
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