期間限定無料公開(6月14日12時まで)

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二つのイノベーションでロングセラー商品に

アルビオンの看板商品「スキンコンディショナー エッセンシャル(愛称「スキコン」)」が発売50周年を迎えた。日本は化粧品大国である。特にスキンケア市場は競争が激しい。それにもかかわらず、1974年発売の薬用化粧水スキコンは、あまたのライバルを押しのけ、歴史に残る逸品になった。原動力は商品開発と販売のイノベーションがかみ合ったことである。つまり、スキコンは化粧品専門店チャネルのビジネスモデルを象徴する存在と言えるのだ。

スキコンの始まりは、一人の研究者が「お客さまが求めるものをつくりたい」と強く決意したことである。当時の化粧水は、保湿なら保湿、収れんなら収れん、と単一機能の商品しかなかった。ただ、顧客視点に立つと、日々のスキンケアの中で複数の効能効果を得たいのは、自然なニーズだろう。だから、アルビオンの研究者は、保湿と収れんの機能を兼ね備えた商品開発に挑んだ。「不可能ではないか」という声が社内にあったことは事実だが、いくつもの高いハードルを乗り越え、商品化に成功。これほどまでにイノベーティブな商品だから、社員も、取引先も、お客も色めき立ったのである。

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