テクニックレスで一人一人の美を実現
一瞬でドラマティック――。このキャッチコピーを冠したアルビオンの新ベースメイクシリーズ「アルビオン スタジオ」が8月18日にデビューする。同社のベースメイクは、2013年から仕上がりや機能を極めた単品での展開を強化。一つ一つの商品の個性を際立たせることで、アルビオンが手掛けるベースメイクの存在感を高めるためだ。しかし、20年以降の新型コロナ禍で潮目が変わった。メイク需要は低迷し、特に同社が得意とするファンデーションは大打撃を受けた。また、個々のベースメイクの仕上げ方も多様化し、自由に楽しみたいニーズが顕在化。これらの変化を捉え、アルビオンは21年から新ベースメイクの開発に着手。商品開発部商品開発グループの後藤健太課長は次のように振り返る。
「仕上がりや機能は追求しつつ、独自の魅力と世界観を持つシリーズ展開に変革することで、アルビオンのベースメイクの存在感を高めようと考えました。ベースメイクを使うことでの喜びや楽しさ、いわゆる情緒的価値を大切にしてシリーズのブランド化を図ります」
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