まつだ かずひと
1981年鐘紡入社。化粧品部門でセレクトマーケティング室統括マネージャーを経て2005年から上海で「Free Plus」を市場導入。以降、中国ビジネスに携り07年ロート製薬にて百貨店ブランド「episteme」を立ち上げ、上海現地法人設立。以降ウテナにて「ジュレシートマスク」の中国導入他を経て現在は順生堂(上海)董事長・総経理として22年より「Fortero」炭酸シャンプーの現地法人を設立し上海駐在中。
ドウインの台頭でノーブランドも売れる時代に
――長く中国化粧品ビジネスに携わっていますが、改めてキャリアを教えてください。
松田 社会人の始まりはカネボウ化粧品です。25年間務めた中で、統括マネージャーとして担当したスキンケアブランド「フリープラス」の中国導入のために上海に赴任。この駐在が私のキャリアを大きく変えました。その後、ロート製薬に転職し、2010年にスキンケアブランド「エピステーム」を担当。新宿と上海の伊勢丹などへの出店を通じて再び中国ビジネスに携わりました。そして中国事業展開をお手伝いしたウテナ時代を経て、22年から日本企業の順生堂の現地法人を立ち上げ、董事長・総経理として炭酸シャンプーが主力商品のヘアケアブランド「Fortero」の販売に取り組んでいます。これまで中国には4回駐在し、上海に9年間住みました。日本と中国を行き来する生活を続け、日中の化粧品業界の変化を見てきた経験を後進に伝えていきたいですね。
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