ダウンタイムが少ないライトな施術が人気
「美容医療」は広く社会的に美容を目的とした医療行為全般を指し、具体的な内容によって①外科的手技②非外科的手技③内服薬他、内科的療法など医行為を伴うもの、の三つに分類されている（厚生労働省の検討会）。
それぞれの施術は以下の通りだ。①は眼瞼形成（埋没法、切開法等）、乳房増大、脂肪吸引、フェイスリフト、顔面輪郭形成等で、「体にメスを入れる」「糸でつる」「シリコンを入れる」など、いわゆる〝整形〟といった時にイメージされやすいもの。②はケミカルピーリング、シワ・たるみ治療（レーザー等）、ボトックス注射、HIFU（ハイフ）、アートメイク、医療脱毛、PRP（多血小板血漿）による再生医療などの「切らない施術」のこと。非侵襲的あるいは低侵襲的（からだを傷つけることがないあるいは少ない）であるため、①に比べると、ダウンタイム（手術や美容整形などの治療後に生じる痛みや赤み、内出血などの症状が回復して、普段通りに戻るまでの期間）が少なく済む上、価格も低価格であることが多い。つまり、ライトな施術と見られている。③はGLP-1ダイエット（医療ダイエット）、AGA薬処方、ビタミン剤処方、まつ毛育毛剤処方などが含まれている。
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