五つの角度から美容医療の普及を支援
「医療からも、美容からも、最適解をめざして」ポーラ・オルビスグループは2023年8月にポーラメディカルを設立し、美容医療領域に参入した。その役割は、皮膚科学・美容医療領域における研究、開発、化粧品販売などである。医療と美容の強みを掛け合わせ、生活者一人一人の肌に合った美の選択を可能にする。
ポーラ・オルビスグループの美容医療参入のきっかけは、20年のコロナ禍以降、美容医療に対する生活者の関心が高まったことだ。それに伴い、新たな収益源を望む皮膚科などの医療機関が自由診療の美容医療メニューの導入を検討し始めた。しかし、エビデンスに基づいた治療法の選定や、保険診療とは異なるホスピタリティやアフターケアを求める患者への対応、それに伴ったスタッフ教育など、多くの課題に直面。そこでポーラ・オルビスグループが化粧品分野で培ってきた商品開発力、マーケティング力、店舗運営力、皮膚科学研究力などを生かす新たな手段として、美容医療に参入した。
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