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既存品の人気爆発で競争力が上昇

トータルメイクアップブランド「マキアージュ(MAQuillAGE)」の市場シェアが高水準を保っている。そのきっかけは、2024年4月からスタートした「ファンデ美容液」のキャンペーンである。資生堂が持つ世界有数のスキンケア技術を活用した「セラムファースト技術」は、美容液の中にファンデーションを配合する従来とは真逆の発想から生まれたもの。つけた瞬間から美容液が肌に触れ続け、スキンケア効果が持続するという価値は生活者の支持を得た。結果、24年5月の市場シェアを見ると、リキッドファンデーション「マキアージュ ドラマティックエッセンスリキッド」は22年2月発売時の数値を突破。売上高(月別)も過去最高値になった。発売から3年目の既存品の躍進は異例の成果と言えるだろう。

コロナ禍を経て、生活者は「自分のために心地よく過ごせる時間をあげたい」といった「ご自愛意識」が強くなっている。同時に「未来の自分自身への投資」だと考えているスキンケアについて興味関心が高まった。一方でメイクアップは肌に負担をかけるというイメージを持つ生活者が増え、外出機会の減少も影響し、ノーファンデ派が増えたのは確かである。「しかし、ファンデ美容液というスキンケア効果を前面に出した価値訴求により、特に若年層の新客が急増しています」と資生堂ジャパン マキアージュカレントグループの髙橋佳子ブランドマネージャーは説明し、次のように続けた。

資生堂ジャパン マキアージュ カレントグループ
髙橋佳子ブランドマネージャー

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