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ライン使いを増やしお店の成長をサポート
資生堂の化粧品専門店専用ブランド「ベネフィーク(BQ)」が復活ののろしを上げた。2023年はブランドの象徴商品として「ベネフィーク セラム」を発売し、さっそく愛称の「赤い実の美容液」が根付き始めている。テレビCMや新聞広告、デジタル施策を組み合わせた大規模プロモーションも奏功し、23年12月期のBQ売上高(前年解約店を除く)は、前年比5%増で着地した。この勢いに乗って、今期(24年12月期)は、化粧品専門店ビジネスの根幹である顧客づくりから着想を得て、ライン使いの愛用者育成に全力投球している。その鍵を握るのが、肌・からだ・心すべてをうるおすBQ独自の美容法を実践する顧客を増やすこと。6月21日に化粧水・乳液(全12品・4180円〜8250円)をリニューアル発売するのも、美容法の訴求を継続強化するためだ。資生堂ジャパン ベネフィーク価値開発グループの益井澄子ブランドマネージャーは次のように説明する。
「資生堂は“Personal Beauty Wellness Company”すなわち、『生涯を通じて一人ひとりの自分らしい健康美を実現する企業』になることを目指しています。その中で資生堂ジャパンは、世界中で事業活動するグループ各社を引っ張る存在にならなければいけない。BQは、肌・からだ・心のすべてをつないでいる心身ネットワークに着目し、不快なシグナルが悪影響を及ぼさないことを目指し、美しさの源に積極的にアプローチするブランドです。スキンケアを中心にサプリメントを提供する戦術は変わりませんが、これまで以上にライン使いの愛用者を増やすことに力を入れ、得意先さま1店1店の安定成長に貢献します」
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