資生堂の化粧品専門店専用ブランド「ベネフィーク(BQ)」の成長戦略が次のステップに進む。戦略の核は、専門店と協業し生涯顧客を創造すること。生活者一人一人の年代、生活環境、ライフステージなどの変化で起こる戸惑いに寄り添い、美しい肌を通じて自分らしく前向きな人生を共に歩んでいくことを応援することが必要で、BQはブランドの価値と体系の再構築に動いている。2021年は「ブランド再生の年」と位置付け、独自のスキンケア理論「浄化×潤化」に基づく、新ラインの投入をスタート。第1弾は3月21日発売のブランド名を冠したコアライン「ベネフィーク」で、化粧水・乳液とともに紹介を強化しているふきとり化粧液「リセットクリアN」はスター商品への階段を駆け上がってる。この勢いを加速させるのが、8月21日に発売するスキンケア・ベースメイクシリーズ「ベネフィーク エッセンシャル」(全11品目12品種・550〜3080円)である。


いよいよ新ライン「エッセンシャル」がベールを脱ぐ

ほどよい価格なのに高品質―シンプルステップの競争力

“エッセンシャル”は、「粋を集めた、本質的な」を意味する仏語の“essentiel”である。ターゲットは、美容にかけるお金や時間を抑えながら効果は欲しいという女性で、手に取りやすい価格とプレミアムな価値を両立している。例えば、資生堂の高い技術を活用した高精製バイオヒアルロン酸(保湿)を全品に配合。さらに肌に付着した汚れを浄化する「ワンステップクレンズ」、うるおいをめぐらせ持続する「オールインワン」、クリアなうるおい美肌に仕上げる「ワンステップBBパクト」というシンプルステップにすることで、時短ニーズに応えている。資生堂ジャパン プレステージブランドマーケティング部 ベネフィーク戦略グループの久野慶一郎ブランドマネージャーは次のように説明する。

資生堂ジャパンプレステージブランドマーケティング部ベネフィーク戦略グループ久野慶一郎ブランドマネージャー

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