メディプラスは2024年4月16日、THINGS Aoyama Organic Garden(東京都港区)において新商品発表会を開催した。新商品は「UVミルキーゲル」「クレンジングミルク」「ウォッシュムース」の三つで、いずれもバリア再生やメラニンの分解、抗炎症、抗酸化など、多機能な働きを持つ独自成分「オゾン化グリセリン」を配合している。発売日は6月1日。23年9月1日付で社長に就いた内田恭平氏は、「私は今年で化粧品業界32年目です。訪問販売以外のチャネルは、すべて経験してきました。価格帯も10万円超のクリームから、500円の洗顔フォームまで担当しました。この経験を生かして、メディプラスを盛り上げていきたいと思っています」と語った。

メディプラスの肌に優しいゲルは、敏感肌に悩まされていた開発者の恒吉明美が自ら皮膚科医に相談し、2年の歳月をかけて開発した。最初は開発をサポートしてもらった皮膚科クリニックで販売していたが、より多くの生活者に届けるために通販事業を開始。日本初のサブスクサービスを始めるなど、愛用者を増やしていった。

18年5月、50年間オゾン一筋で研究してきたブイエムシー(現:メディプラス製薬)をグループ会社化した。同社の知見を生かして開発したのが、「オゾン化グリセリン」である。23年2月、「肌が、わたしを強くする。」をコンセプトにメディプラスゲルをリニューアル。オゾン化グリセリンを配合し「化粧品づくり」ではなく「悩みのない肌づくり」へ大きく進化した。リニューアルの第二弾として、今回の3品を発売。「お客さまの肌と心の声を聞いて、熱狂的な愛用者を1人でも多く作っていきたい」と内田社長は宣言した。

「悩みのない肌づくり」へ大きく進化している