I-ne―オンライン・オフライン両軸の独自の強みを生かしてスキンケア事業も強化

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トレンドを先取りした独自コンセプトで勝負

ヘアケアカテゴリーで快進撃を続けるI-neは、スキンケア戦略の強化にも動いている。スキンケア戦略は、既存ブランドのライン拡大、新ブランド開発を同時に進めている。例えば、既存ブランドでは、2024年3月にヘアケアブランド「DROAS（ドロアス）」からスキンケアラインとして「クレイクリアウォッシュ」、「クレイクレンジングジェル」を発売。ブランドコンセプトの「泥」と、皮脂吸着効果という機能性がマッチしたことに加え、値ごろな価格設定も生活者の心をつかみ、手ごたえを得ている。

一方、新ブランドでも、I-ne独自のブランドマネジメントモデル「IPTOS（イプトス）」を活用。ブランドのアイデア出しからスケールまで、リスク少なくヒットを作り出す同モデルで、それぞれ際立った特徴を備えたブランドを誕生させる考えだ。その一つが「Dr.SYUWAN（ドクターシュワン）」。ビタミン浸透の最適化を炭酸で図る「炭酸ビタミン美容」を訴求。「近年、炭酸の市場成長率は高く、現在のビタミンCブームを汲んだトレンドとの掛け合わせは、生活者のニーズとマッチしていると見込んでいます」（大菅研登ビューティーケア事業本部本部長）。

炭酸×ビタミンCで訴求するDr.SYUWAN

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