パスの2024年3月期第2四半期業績は、売上高は前年同期比9.7%増の11億500万円と増収に反転するも、利益面では営業利益1億1500万円、経常利益1億1300万円、親会社株主に帰属する四半期純利益1億400万円と各段階とも欠損となった。

事業別の状況では、コスメ・ビューティ&ウエルネス事業は、著名人と共同開発のビューティ&ウエルネス商品については、新たな販売チャネルでの販売が好調だった。一方で、コスメ商品については、医薬部外品などを新商品として開発して新たな市場に投入することにより売上高の増加を見込んでいたが、市場での認知度向上のための販売促進費を増加させたもののコスメ商品の需要回復が鈍く、売上高は9億3300万円、営業利益は4000万円の欠損だった。

再生関連事業は、ヒト由来原料を利用した原料やOEM製品の受託が好調だったため、売上高1億6800万円、営業利益100万円となった。

今後のグループの成長領域に位置付けているサスティナブル事業は、継続的な営業活動の結果、一定の認知度を得て企業等からの引き合いが増加し、新たな取引が開始されており、売上高200万円と伸長したが、営業利益は3600万円の欠損だった。

24年3月期通期業績は、売上高23.3%増の24億5600万円の大幅増収を見込む一方、営業利益8800万円、経常利益8800万円、親会社株主に帰属する当期純利益9000万円と、利益は各段階で欠損となる見通し。