中長期トレンドへの準備は万全
消費者のニーズを捉えた東洋ビューティの研究開発が本領発揮となりそうだ。営業、生産をつなぐ研究開発の在り方と市場変化への対応力で、〝市場で売れる製品〟の開発に磨きをかける。
東洋ビューティは、大阪・中央研究所と栃木・宇都宮研究所と東西それぞれに研究開発拠点を持つ。中央研究所は基礎研究から製品開発、製品評価、薬事・海外レギュレーション対応まで、あらゆる技術と知見が集約した総合研究所。対する宇都宮工場は、生産現場とのダイレクトな意思疎通による迅速な対応が強みの工場併設型研究所だ。研究員の数は二つの研究所を合わせて120人以上。それぞれの研究所の情報は、独自情報システムで一元管理し、月1回開催されるミーティングで共有することで連携を図っている。生産にかかわる処方設計と、新規原料を始めとした独自技術ならびに有用性のエビデンスにかかわる研究の両輪で顧客対応強化を図る。
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