サステナビリティの視点で顧客の収益とユーザー満足を高める

世界的な潮流であるクリーンビューティーに即したモノづくりでメイクアップの新たな価値を生み出す。コロナ下で大きく舵を切ったトキワのチャレンジが加速している。欧米で定着しつつあるクリーンビューティーについて、同社が事業戦略の一つに掲げたのは2019年。環境配慮や持続可能性、ウェルネスといった観点から海外では2010年代初頭よりムーブメントになりつつあったが、当時の日本においてその認知は高いとは言えず、トキワの打ち出しもその時点では海外顧客に重心を置いた戦略の一つとしての位置づけだった。その中でコロナ禍に突入。マスク常用でメイクアップの需要が大きく落ち込む中で、トキワの新たな価値提案として、クリーンビューティーにかかわる取り組みを本格化させている。

具体的には、全社的なプロジェクトとして組織を横断したチームを設置。中長期ビジョンでは、SDGsとの連動を意識して2030年に「処方では年間の新製品の90%以上」、「容器・包装で売上比45%以上」などを、独自のクリーンビューティー基準と、グリーンビューティーの取り組みを合わせた「トキワサステナブルビューティー」を目標に掲げる。

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