ファンケル、オルビス、ディーエイチシー(DHC)――。2022年度で6000億円規模となり、化粧品業界での存在感をますます高める通販化粧品の市場。このマーケットは売り上げシェアや商材、ブランドコンセプト、マーケティング戦略に至るまで、この3社を軸に展開してきた。22年度はプレミアアンチエイジングがシェア3位に浮上し、DHCが4位に転落。競争環境は新しい段階に入り、さらに熱を帯びる。

シェア1位を堅持したのはファンケル。無添加をコンセプトとした基礎化粧品、クレンジングの「マイルドクレンジングオイル」などのラインアップへの顧客の支持は堅く、23年3月期も国内で402億円(前期比3%増)の売り上げを見込む。

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