「G・U・Mプラス」ペーストは半年で販売数500万本を突破

2022年のオーラルケア市場は、相変わらず激しい競争だった。パーソナル化による単価アップでいずれのカテゴリーも伸長し、市場拡大は継続。上位4社のうち、トータル提案で多数のブランドを擁する首位のライオンのシェアが増加した一方、アース製薬、サンスター、花王のシェアが減少。ライオン一強の時代は続いている。

ハミガキは、美白カテゴリーの売れ行きが非常に好調だ。ライオンの「ライティー」は、歯の表面にできるミクロなキズに残る着色汚れまで徹底除去し、若年層を中心に支持されている。同じくライオンの「ブリリアントモア」は歯科専売品でありながら、取り扱いのある一部店舗で好調な売れ行きを見せた。美白ハミガキの代名詞、サンギの「アパガード」も発売から38年経っても根強い人気。自分らしさや美しさといった情緒価値を訴求し続けるサンスターの「オーラツー」も20代、30代の女性に支持され、売れ行きは安定している。トモズ商品部の相田知治シニアマネージャーは「美白カテゴリーは突出して伸びている」と説明。脱マスクで白い歯を求める人が増えており、一段とニーズが高まるはずだ。

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