使用期間の長期化でパンツタイプの需要増

ベビー用紙おむつはダウントレンドが続いている。原因は少子化による使用人口の減少。出生率は6年連続で下がり、22年の出生数は80万人を割り過去最少となった。これに伴い市場規模も2.7%減少。ベビー用紙おむつの需要低迷は避けられない状況が続いている。

ユニ・チャーム、P&G、花王のトップ3がシェアを落とす中、伸長傾向にあるパンツタイプは、シェア争奪戦の主戦場になっている。共働き世帯の増加で、パンツタイプの使用開始が早期化。同時におむつ離れの遅延による使用期間が長期化し、需要が拡大している。

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