ライオン商事は、2023年1月1日に「ライオンペット株式会社」に社名を変更する。これに伴い、11月8日の「いい歯の日」に「ペットの歯みがき習慣化プロジェクト」新アクション発表会見を開催。ライオン商事の川島元樹社長は「ペットが快適に暮らせる商品を開発し、ペットが幸せに生きる社会をつくりたい。その使命感と強い決意のもと、社名を変更する」と語った。

川島社長は今後の戦略として「ペットの歯みがき習慣化プロジェクト」についても説明。世界小動物獣医師会のデジタルガイドラインによると、2歳までに歯周病になる割合は、犬で80%、猫で70%にのぼる。一方、同社の調べによると、週1回以上の歯ブラシでの歯みがきの実施率は、犬で30%、猫で14%にとどまる。犬や猫は歯周病になりやすいものの、歯みがきが習慣化されていない実態が明らかとなった。同社はこの課題を解決するため、「ペットの歯みがき習慣化プロジェクト」を推進し、「歯みがきの習慣化を家族の一員であるペットまで拡大したい」(川島社長)と話した。

さらに保護猫譲渡支援活動「LOVE CAT,LOVE EARTH.さくらプロジェクト」を2023年1月から開始することを報告。同社では、資源の有効活用を目的に、人用の使用済み歯ブラシの回収・再資源化に従来から取り組んでいる。その再生プラスチックを活用した猫トイレを数量限定で生産し、保護猫を譲渡された里親に贈呈する。さらに、この猫トイレを活動に賛同する人向けにクラウドファンディングで販売し、その収益金のすべてを保護猫譲渡会の支援に活用する。

 

続いて事業推進部の蛯原明子氏は「ペットの歯みがき習慣化プロジェクト」の具体的な取り組みを紹介した。ペットの歯みがき市場は拡大しており、今年度120億円を超える見込み。また、ペットの歯ブラシでの歯みがき実施率は向上しているものの、習慣化できていないオーナーが多い実態を報告。「ペットの歯みがきが当たり前の世界を目指したい」(蛯原氏)と話した。

今年6月から開始した「犬の歯みがき習慣化プロジェクト」では、「#犬の歯みがき始めます宣言」キャンペーンの歯みがきプログラム1期生1000人を募集。1期生には、歯みがきスタートキットを2023年1月までに提供し、獣医師の歯みがきセミナーに招待する。さらに「犬の歯みがきアンバサダー」プログラムも開始する。歯みがきプログラム1期生から選ばれた10人をアンバサダーに任命。任命されたアンバサダーは、獣医師による1年間の個別サポートのもと、歯みがきの習慣化に向けて挑戦する様子をSNSなどで発信する。

会見では、タレントの南明奈と濱口優、獣医師の遠山洋美氏、柴犬のななちゃんも登壇。ペットに関するエピソードトークでは、実家で犬と猫を飼っている南が「おやつで歯みがきをしたり、トリミングに行った時に歯石を取っている。歯みがきシートも使っている」と語った。「ペットの歯みがき習慣化プロジェクト」についても、濱口が「難しいと習慣化しないので、ちゃんと教えてもらえて助かります」と共感していた。