ニーズの変化を捉えた商品を矢継ぎ早に準備

――コロナ禍がなかなか収まらない中、御社の2021年11月期の業績はいかがでしたか。

藤本 経済産業省の生産動態統計によれば、化粧品業界全体でコロナ前と比較して約24%の縮小と、厳しい状況が続いています。しかし、市場全体がおしなべて悪いかというとそういうわけではなく、D2Cブランドなどを中心に急成長している企業もあります。私たちもそうしたお客さまの勢いに乗って、コロナの逆風下でも前年比14%増となり、桃谷順天館グループ全体の売り上げに貢献することができました。

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