世界中の企業と日本企業をマッチング
――2020年11月期、コスメテックジャパンは、改めてグローバル戦略の強化を打ち出しました。その狙いは何でしょうか。
藤本 決して国内市場を軽視しているわけではなく、国内と海外のビジネスがシームレスになっている現状に先手を打って対応するということです。さまざまな統計を見ると、国内の少子高齢化に歯止めがかからず、化粧人口が減るのは避けられません。国内一辺倒で成長が難しくなるのは、弊社はもちろん、クライアント様も同じです。そうなると、弊社は、海外企業との取引を増やすとともに、海外に進出する日本のクライアント様をこれまで以上にサポートすることが求められます。当然、多くの日本企業は、国内を軸にアジア、欧米への進出を目指していますが、各国規制への対応などの難題に直面しています。その点、これまで海外市場の開拓を進めてきたコスメテックジャパンには、ノウハウが蓄積していますから、より一層、グローバル視点のビジネスプランを提供していこうと決意を新たにしているんです。
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