海外の生産拠点充実で幅広い対応が可能

――2019年はどういったことに取り組みましたか。

八木 ハード面では、横浜工場にテクニカルセンターを設置しました。同工場はタイ工場のハブとしての要素も持ち合わせており、バルクを横浜工場で製造し、タイで充填包装してメイドインジャパンの化粧品の製造を実現しているわけですが、テクニカルセンターを新設したのはその一連の流れをプロダクションコントロールとクオリティコントロールの両面からきちんと管理し、お客さまにしっかりと品質を保証することが目的です。今後、生産量が急激に増えたとしても品質保証に関してきちんと管理できる体制が構築できました。また、グローバルODMカンパニーを標榜し海外戦略を進めるなかで、グローバルな生産体制や資材調達網を構築してきましたが、人材面も強化。具体的には容器の調達先である韓国企業とのスムースなコミュニケーションや品質管理、営業体制構築を目的に韓国人スタッフを、中国市場のアウトバウンドに対応するために中国人スタッフをそれぞれ複数名採用。グローバル人材の充実化を図りました。

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