ファンケルの2022年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比4.3%減の251億7600万円、営業利益が同23.1%増の30億1000万円、経常利益が同29.3%増の32億4200万円、純利益は同50.8%増の22億2700万円と減収増益となった。

売上高は、引き続き新型コロナウイルス感染症による影響を受けたものの、前年同期の緊急事態宣言時よりは影響が限定的だったことから、主力の化粧品関連事業、栄養補助食品関連事業が増収となった。営業利益は、三島工場(サプリメント工場)および関西物流センターの稼働に伴う減価償却費の増加や、前年同期は店舗休業に伴う人件費を特別損失に計上した影響などがあったものの、増収効果により売上総利益が増加した。

セグメント別業績としては、化粧品関連事業の売上高は同7.0%増の145億600万円。ファンケル化粧品は、「マイルドクレンジングオイル」「ディープクリア洗顔パウダー」および「コアエフェクター」などが好調に推移し、同4.6%増の105億700万円。アテニア化粧品は、4月に発売した基礎スキンケア「ドレススノー」や中国向け越境EC寄与などにより、同17.8%増の34億5600万円。ボウシャは、ECチャネルが好調だったものの、リアル店舗向けの卸販売が振るわず、、同14.9%減の3億2100万円となった。販売チャネル別にみると、通信販売は同9.2%減の75億800万円、店舗販売は同56.9%増の32億4900万円、卸販売他は同19.6%増19億9800万円、海外は同13.6%増の17億5100万円となった。

栄養補助食品関連事業の売上高は、健康意識の高まりにより「大人のカロリミット」や「血圧サポート」などが好調に推移し、同5.7%増の89億8800万円となった。販売チャネル別にみると、通信販売は同1.0%増の41億7600万円、店舗販売は同72.8%減の15億3500万円、卸販売他は同21.6%減の23億4900万円、海外は同92.5%増の9億2600万円となった。

22年3月期の連結業績予想は、前回公表した数字を据え置いた。売上高5.1%減の1090億円、営業利益3.7%増の120億円、経常利益3.5%増の122億円、純利益1.0%増の81億円を見込む。