ヘアケアブランド「テンスター」を展開する、三宝(東京都豊島区池袋、池川端修平社長)は、本島椿(東京都中央区入船、西村祐一社長)の全株式を譲受することで合意したことが明らかになった。これにより、本島椿は、3月1日から三宝の100%出資子会社となり、三宝グループ企業として事業を行うことになる。株式譲受は、2月28日に行われ、3月1日に本島椿の本社は中央区入船より、豊島区池袋へ移転した。

本島椿は明治43年(1910年)創業、椿油を全国規模で販売を始めた初めてのメーカーであると言われており、上質で希少な伊豆利島(トシマ)産の椿油一筋に商品提供を行ってきた。三宝は、この事業を受け継ぎ、成長戦略の一環として、本島椿ブランド事業を進めることを目的とし、今回の全株式取得を実施した。

本島椿の椿油へのこだわりと、三宝の天然成分(ヘナ葉パウダー、シュガーワックス等)へのこだわり、自然で安心・安全な商品提供をするという点でも一致し、シナジー効果を見込んでいる。