ファンケルは、環境情報開示システムを提供する国際的な非営利団体であるCDPから、「サプライヤー・エンゲージメント評価」において最高評価である「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー・ボード」に初めて選出された。

「サプライヤー・エンゲージメント評価」は、CDP気候変動質問書の4分野の質問(ガバナンス、意欲、スコープ3管理、サプライヤーとの協働)への回答に基づいて評価が行われる。この評価で、サプライチェーン全体での温室効果ガス削減や気候変動リスク低減への取り組みが認められた企業が「リーダー・ボード」に選出される。2020年は、評価した全世界の企業・団体の上位7%となる約400社が選出された。

ファンケルグループは、18年6月に、「持続可能な社会」の実現への貢献を目指す「ファンケルグループ サステナブル宣言~未来を希望に~」を策定。その中で、四つの重点テーマとして「環境を守る」「健康に生きる」「多様性を認め合う」「ガバナンスの強化」を定めている。

「環境を守る」取り組みとしては、パリ協定に基づき2030年までにCO2 排出量を13年度比で26%削減することを目標に掲げ、グループ全体の省エネ対策や、工場に太陽光パネルを設置するなど、再生可能エネルギーの導入を進めてきた。

ファンケルグループはこれからも「正義感を持って世の中の『不』を解消しよう」という創業理念に基づき、取り組みを継続していく考えだ。