エステーは、トドマツから抽出した香り成分で花粉に直接アプローチする次世代の花粉対策ブランド「MoriLabo(モリラボ)」から、「花粉バリアシール」(40枚入)と「花粉バリアスプレー」(50グラム)の2品を12月11日に全国のスーパー、ドラッグストア、ホームセンターなどで発売する。​価格は、どちらもオープンだが、店頭での実勢価格は共に1078円〈税込〉前後を見込む。

「MoriLabo 花粉バリアシール」は、香りを感じやすい衣類の襟などにピタッと貼るだけで、トドマツの香り成分がバリア層を作り、顔の周りに浮遊するスギ花粉をコーティングし、アレル物質の働きを低減するシールタイプの花粉対策商品。家庭内でマスクを使用していない時や、マスクをつけたがらない子どもにもお勧めだ。効果は約5~6時間持続する。

MoriLabo 花粉バリアシール

一方の「MoriLabo 花粉バリアスプレー」は、スプレーするだけで花粉をダブルブロックする花粉対策商品。目と口を閉じた状態で顔から20センチメートル程度離して、円を描くように適量をスプレーするだけで、スプレー時には顔や髪の周りに浮遊しているスギ花粉をコーティングしてアレル物質の働きを低減し、スプレー後には肌や髪の表面をバリア層が包み込み、空気中のスギ花粉の付着を抑制する。花粉のみならず、ウイルスも99%ブロックする。メイクの上からでも使うことができ、パラベンフリーとなっている。また、皮膚アレルギーテスト済みだ。

MoriLabo 花粉バリアスプレー

花粉除去・防止市場は年々拡大しており、2016年に約16億円であった市場が、19年では約26億の市場規模となっている(インテージ調べ)。さらに、20年は新型コロナウイルス対策のニーズで花粉・ウイルスブロック商品などへの需要が高まり、20年1~4月の花粉飛散ピーク時には前年比172%で推移しており、20年の市場規模は約44億円となる見込みだ。

新型コロナウイルス感染拡大の状況下での花粉対策は、外出時においてはマスク着用が欠かせず、また、屋内においても“換気”によって花粉が侵入することが考えられ、外出時、在宅時の両方における花粉対策が重要となる。

そこで「MoriLabo」は、外出時などにマスクに塗るだけで、花粉やニオイなどの悩みを解消する「花粉バリアスティック」、“おうち時間”や在宅勤務時など、マスクの有無に関わらず、シールを貼るだけで花粉対策ができる「花粉バリアシール」、そして花粉だけでなく、気になるウイルスもブロックする「花粉バリアスプレー」の3タイプをラインナップし、外出時、在宅時などさまざまな場面に合わせた花粉対策を提案していく。

エステーは、昨今の生活様式の変化に合わせたニューノーマルの花粉対策を提案することで、日々の暮らしをより快適なものにすることを目指すと同時に、市場のさらなる活性化を図る。