エステーは5月20日、東京・渋谷区のマウントレーニアホール渋谷で「2万人の鼓動TOURSミュージカル『赤毛のアン』2019制作記者発表会」を行った。同ミュージカルは、8月17~29日まで全国8カ所10公演で実施、応募により全席無料招待される。エステーが、オリジナルミュージカルをスタートさせたのは1998年、今年で22年目となり、累計30万人以上が観覧した。なお、演目が「赤毛のアン」になって17年となる。今回、主人公のアン・シャーリー役には、元「モーニング娘。」で女優の田中れいながキャスティングされた。

発表会はリンド夫人役を担当する大和田りつこが司会を務め進行。まずエステーの鈴木貴子社長が登壇し、あいさつを述べた。鈴木社長は、「当社が主催のミュージカルに込めている想いはずっと変わりません。ミュージカルをもっと身近に、そして楽しさをもっともっと多くの方に伝えたいという想いです」と語った。

    鈴木貴子社長

続いて、主演の田中が登壇し、エステーの鹿毛康司執行役とのトークショーが行われた。少し緊張気味の田中に、鹿毛執行役は同じ福岡出身ということで「博多弁で話してみよう」と提案。鹿毛執行役が「最近、どげんしようと」と質問すると、田中は「最近は舞台しようけん」と答える。徐々に田中の緊張も解け、博多弁の軽妙なやり取りは会場も和ませた。すると田中の気が緩んだ隙を狙ったかのように、背後からマリラ・カスバート役の旺なつき、マシュウ・カスバート役の越智則英がサプライズで登場。田中は飛び上がって驚き、サプライズは大成功となった。

  田中れいな

 鹿毛康司執行役(右)とのトークショー

共演者の登場で驚きと喜びを隠せないままトークは進行し、最後に田中は「私にしかできないアンを演じることができればいいなと思います」と意気込みを語った。

     成功を誓う出演者たち

なお、エステーは、「赤毛のアン」に合計1500組3000人を招待する「『赤毛のアン』チケットプレゼントキャンペーン」を6月末まで実施する。詳細は、公式ホームページ(URL:https://www.st-musical.com/)まで。このほか、全国のドラッグストア、ホームセンター、スーパーなどの協賛販売店での独自のチケットプレゼントキャンペーンにて、6000組1万2000人を招待する。