新型コロナで強制的にECへのハードルが下がった
新型コロナをきっかけに化粧品販売のEC化率が急拡大している。在宅勤務やテレワークが常態化。一気に進んだ生活者のデジタルシフトの流れは、コロナ後のニューノーマルにおいても後戻りすることは考えにくい。その変化をチャンスと捉えたのがECで、緊急事態宣言以降、化粧品ECの売り上げは異常値を叩き出している。
「強制的にECへのハードルが下がった」とアットコスメのECサイト「@cosmeSHOPPING」を展開するコスメ・コムの本橋未来社長は指摘。高価格帯の化粧品ほど店頭でのタッチアップなど実際に試してから購入したいというニーズは高く、そもそも高級ブランドはほとんどECでは販売されてこなかった。それが百貨店などの休業で買い場がなくなった消費者は、必然的に非接触のECに活路を求めた。
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