ライオンは、ブラッシング時の力の入れ過ぎを“カチッ”と音で知らせするハブラシ「クリニカアドバンテージNEXT STAGE ハブラシ」から「やわらかめ」(全2品・オープン価格)を7月1日に発売する。
近年、オーラルケアへの意識の高まりにより、大人の残存歯は増加傾向にある。一方、加齢や不適切なブラッシングなどの影響で歯ぐきが下がって歯の根元が露出することにより、“歯の根元にできるムシ歯”(根面う蝕〈こんめんうしょく〉)のリスクが高まると言われている。根面う蝕は発症すると進行が早く、治療もしにくいことから、歯を失うリスクが高いため、歯科医師も根面う蝕に対して警鐘を鳴らしている。
そうした中、ライオンは2019年に、「大人のための予防歯科」をサポートする新ブランド「クリニカアドバンテージNEXT STAGE」を立ち上げた。同年7月には、根面う蝕につながる歯ぐき下がりの原因の一つである「オーバーブラッシング(ブラッシング時の力の入れ過ぎ)」を防ぐため、力の入れ過ぎを“カチッ”と音で知らせる「クリニカアドバンテージNEXT STAGE ハブラシ」を発売し、好評を得ている。
一方、ハブラシについては「やわらかめ」を好む人も増えており、「やわらかめ」のハブラシの販売金額は、過去10年で約2倍(10年43億円、19年93億円)になっており、ハブラシ市場における構成比も13%(10年)から23%(19年)に上がっている(同社調べ)。また、歯ぐき下がりを自覚している人は、歯科医師や歯科衛生士から「やわらかめ」のハブラシを奨められているという(同)。
そこで今回、「クリニカアドバンテージNEXT STAGE ハブラシ」から「やわらかめ」を投入。ヘッドのサイズは「超コンパクト」と「コンパクト」の二つをそろえる。