資生堂ジャパンが化粧品専門店政策に大ナタを振るう姿勢を見せた。2020年1月から資生堂の魚谷雅彦社長は、資生堂ジャパンの社長を兼務。競争が激しい国内市場において、資生堂の存在感を高めるために陣頭指揮をとっている。同社の大きな課題は、国内事業において、化粧品専門店チャネルの長きにわたる業績の低迷だ。これまでも幾度かテコ入れに動いたものの、大きな成果を出したとは言えない。そこで魚谷社長は専門店経営者の意見に耳を傾け、課題を抽出し、ビジョンや戦略を刷新。それを2月のプラチナコンベンションで発表する予定だった。だが、新型コロナウイルスの感染拡大で頓挫。資生堂ジャパンは魚谷社長自らが改革の先頭に立ち、取引店向けにメッセージを発信。これを動画にまとめ、3月24日から営業担当者が全国の専門店経営者に届けた。以下は、そのメッセージの全文である。

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