順調だった化粧品市場に逆風が吹き始めている。7月は長雨、低気温が市場を直撃。加えて8月の猛暑が消費者の外出機会を奪っており、百貨店やドラッグストアの売り上げにも大きく影響している。こうした中、インバウンドの需要は引き続き堅調だが、今年1月に施行された中国の電子商取引法(EC法)で代理購買の需要が落ち込んでいる上、米中貿易摩擦の影響から円高元安も訪日消費の足かせになり、ひと頃のような伸びはみられない。逆風は天候要因だけか、それとも長引くのか。関係者は「先行きは不透明だ」(ある百貨店)という声も出ている。

7月29日の気象庁の発表によると関東地方の梅雨明けは昨年よりも1カ月遅く、平年よりも8日遅かった。東京都心では6月27日から33日間の連続の降雨を記録したし、全国的にも長雨が続いた。しかも晴れ間がない日が続き、東京都心では30度以下の、低気温の日が続いた。

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