中国の建国記念日にあたる国慶節が終わった。10月1〜8日までの期間中に中国当局は人気の観光先である日本、韓国に渡航制限をかけたが「そんな規制はどこ吹く風。大勢の中国人訪日客(インバウンド)に来店していただいた」(大手百貨店)という。定番の銀座地区の活況はもちろん、「最近では大阪地区で消費する傾向が強まっている」(大阪に店舗のある百貨店)といい、訪日客の関西人気が続いている。政府観光局による「訪日外国人客数」の集計は10月中旬現在、まだ8月分までしか発表されていないが、前年同月比20.9%増の247万人と8月としては過去最高を記録。昨年いったん落ち込んだ訪日客も復調している。一体、爆買い後の中国人訪日客は「国慶節」でどこで何を買っていったのか――。

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