アンチエイジングでは機能訴求の戦いが加速

女性にとって最も気になる加齢に伴うシワ。その改善に今年、ポーラと資生堂が新時代の幕を開いた。両社のシワ改善化粧品の発売が引き金となって、機能性スキンケアの存在感が一段と高まっている。機能性化粧品が訴求する機能とは、「美白」、「アンチエイジング(シワ、たるみ、ハリ低下、くすみの改善解消)」、「抗炎症(腫れ、あかみ、かゆみ、敏感肌)」など、加齢やストレス、外的環境が原因で起こる肌悩みへの対応。しかし効果をうたえるものは医薬部外品だけ。シワについては、「乾燥による小じわを目立たなくする」という表現に限られていた。そこにポーラの「リンクルショット メディカル セラム」が「シワ改善」という新たな機能の扉を開けたことで、化粧品メーカー各社は、独自機能を打ち出し他社を引き離すための開発競争に鎬を削っている。

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