インターネット調査会社のマイボイスコムは12月27日、9回目となる「ドラッグストアの利用」に関する調査結果を公表した。調査結果によると、ドラッグストアでの直近1年間の購入商品は「市販薬」が利用者の6割を占め、購入に際して重視しているのは「価格が安い」「品揃えが豊富」が多く、利用者の各5~7割であることが分かった。調査は11月1日~5日に実施し、1万583件の回答を集めた。

ドラッグストア利用頻度は「月2~3回」「月1回以下」が各3割強でボリュームゾーンとなった。週1回以上利用者は、全体の3割弱となった。女性のほうが比率が高く、男性より利用頻度が高いことが分かった。男性10、20代では、「利用しない」が2割弱で、他の層より高くなっている。

ドラッグストア利用者が直近1年間に利用したドラッグストアは、「マツモトキヨシ」「ウエルシア」「サンドラッグ」「スギ薬局」などが各2~3割で上位にあがっている。過去調査と比べ、「ウエルシア」は増加傾向となっている。北海道、東北は「ツルハドラッグ」、関東は「マツモトキヨシ」、北陸は「クスリのアオキ」、中部、近畿は「スギ薬局」、中国、四国、九州は「コスモス薬品」が1位となった。

主な不満点として、「欲しいものがどこにあるのかわかりづらい」「最近は、どんな商品もおいているのでコンビニと区別がつかない」「もっと化粧品が豊富だと嬉しい。韓国コスメがあったら嬉しい。匂いの物は全部かげると嬉しい」といった声があがっている。