中身から容器まで一体開発が競争力に

化粧品受託製造業では、処方や商品企画まで担うODM型の提案が一般化した。顧客の要望を聞き、処方を開発し、製造まで請け負うだけでは、他社との違いを示しにくい。競争軸は、提案の巧拙から、開発、調達、規制、生産をどこまで一体で支えられるかへ移っている。

その背景には、小ロット対応や企画提案が業界の標準機能となり、商品数が増え続けてきたことがある。異業種や新興ブランドの参入が相次ぎ、スキンケア、メイク、ヘアケアの各市場には、細分化された悩みや用途に応える商品が数多く並ぶ。生活者も、同一ブランドの商品をそろえるだけでなく、成分、使用感、価格、機能を比べ、目的に応じて商品を選び分けるようになった。

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