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既存カテゴリーを打ち破る提案が好評

東色ピグメントは、生産・開発体制の基盤再構築を起点に次の成長への歩みを加速させようとしている。人手不足、原材料費の高騰、環境規制強化といった逆風下において、個々のヒット商品を生み出す処方開発力だけでなく、事業活動そのものの質を高める体制強化に着手。研究開発、生産部門それぞれで現場起点の改革を進める。

開発面では、「東色ケアコスメティックス」という新たな商品提案を充実。従来のスキンケア、ベースメイクといったカテゴライズから脱却し、すべての化粧品を「ベーシックケア」「パーシャルケア」「スペシャルケア」の三つに再分類。ベーシックケアは、顔・体などに使用する基本的なもの、パーシャルケアは使用部位や使用シーンを限定したもの、スペシャルケアは効果効能や機能性を有し、使用部位を限定せずに目的を達成する特別なもの、とそれぞれ定義した。剤形にとらわれず、化粧品の本質である「ケア」という価値を追求するために製品の再編成を行ったのだ。東色ピグメントの鴫原靖宏社長は、「従来の剤形によるカテゴリー分けでは、昨今の使用実態の多様化や複雑化する市場には応えきれない部分も増えてきている。一度ボーダーレスな視点で仕分け直す必要があると決断しました」と語る。

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