アース製薬の2026年第1四半期業績は、売上高が前年同期比7.0%増の479億1400万円、営業利益1.1%増の63億3800万円、経常利益2.4%増の63億400万円、親会社株主に帰属する四半期純利益4.7%減の44億5700万円だった。売り上げは、最大カテゴリーの虫ケアが国内外で堅調だったことに加え、25年2月に連結子会社化したプロトリーフの売り上げが寄与したことで増収となった。利益面では、販管費の期ずれにより、増益となった。
事業別に見ると家庭用品事業は売上高5.6%増の429億6200万円、セグメント利益3.2%増の62億7600万円と増収増益。口腔衛生用品や入浴剤が苦戦した一方で、虫ケアの伸長がこれらのマイナスを補った。
部門別の売り上げは、虫ケア用品部門は国内においては、気温は昨年に比べて高く推移し、市場は好調な立ち上がりとなり、不快害虫用製品や虫よけ剤が昨年から続いて好調に推移したことに加え、今春の新商品である「アースOH!ノーマット」などのハエ蚊用製品が伸長。海外においては、タイや中国などで前年を上回って推移した。これらの結果、9.2%増の223億8800万円となった。
日用品部門は、3.8%減の152億2000万円と減収。口腔衛生用品分野で市場規模が年初から前年を上回っており、店頭消化は堅調に推移したものの、出荷が前年を下回り、同部門の売り上げが4.1%減の18億900万円、入浴剤分野においては、基幹商品である「温泡」や中性重炭酸入浴剤「BARTH」などは好調に推移したものの、「バスロマン」「バスクリン」などの粉末タイプが前年を大きく下回り、売り上げが10.0%減の55億1200万円といずれも厳しい結果だった。その他日用品分野は消臭芳香剤などの出荷が前年を上回り、売り上げは1.2%増の78億9800万円となった。
園芸用品部門は、25年度より新規連結したプロトリーフの売上高が寄与したことに加え、園芸用虫ケア用品や除草剤を中心に堅調だったことで、96.4%増の24億6600万円となった。
ペット用品・その他部門は、6.3%減の28億8600万円と減収。ペット用品分野では飼い主のペットに対する健康意識の高まりやペットの住環境の充実などが追い風になり、猫砂等のケア用品を中心に好調を維持した。一方で、MA-T事業は前年を下回る結果となった。
総合環境衛生事業は、専門知識や技術・ノウハウをもって提供する衛生管理サービスへの需要増により契約件数が増加したことに加え、提供サービスの高度化に伴い、契約1件当たりの単価が上昇したことにより、売上高は8.9%増の84億1500万円、セグメント利益32.6%増の2億8100万円と増収2桁増益だった。
26年12月期通期業績は、売上高4.9%増の1880億円、営業利益11.3%増の90億円、経常利益7.4%増の95億5000万円、親会社株主に帰属する当期純利益18.4%増の62億円と期初予想を据え置いた。





















