大石悠葵(おおいし・ゆうき)

静岡県内の理容店にて約20年以上勤務。長年にわたり1店舗で経験を積み、メンズカットを中心に幅広い年代の顧客を担当してきた。2026年2月から新たな取り組みとして自身のコンセプトに基づくサロンを開業。

理美容業界ではサロンの乱立による競争激化と顧客ニーズの多様化が進み、従来型の一律的なサービスでは差別化が難しくなっている。そうした中、静岡県内で独立開業した大石悠葵氏は、地域特性と顧客心理に着目し、マンツーマン施術による新たな価値提供に取り組む。地方都市での新たな戦略について、大石氏に話を聞いた。

私は静岡県内の1店舗で20年以上勤務してきました。いわゆる多店舗を経験するキャリアではなく、一つの現場で長くお客さまと向き合ってきた形です。独立を意識し始めたのはここ数年で、特に大きかったのがコロナ禍の経験でした。あの時期は会話を控えるなど接客のあり方が大きく変わりましたが、その中で「会話が少ないほうが楽だ」と感じているお客さまが一定数いらっしゃることに気付いたんです。それまで業界では「会話で楽しませること」が価値とされてきましたが、実はそれがストレスになっている層もいる。ここに一つの需要のズレがあると感じました。この気付きが、現在の店舗コンセプトにつながっています。

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