GOALD JAPAN
代表  中村 トメ吉(なかむら・とめきち)

メンズ美容師、メンズ美容室のパイオニア。2013年には高木琢也氏と共に「OCEAN TOKYO」を共同創業。現在は「GOALD JAPAN」など2社を経営し、3つの事業を展開。日本一の会員数を誇る「GOALD MEN’S ACADEMY」を運営し、メンズヘアブランド「COAR」は全国8000店舗以上に展開中。

20代を中心に男性の美容意識が高まる中、メンズサロンの存在感は年々大きくなっている。2019年に創業した「GOALD(ゴールド)」は、サロン・メーカー・教育の三位一体モデルで業界をけん引する存在だ。「メンズ産業のインフラ企業」を掲げ、全国に8000店舗との契約網を持ち、フランチャイズや教育事業を通じて次世代のプレイヤーを育成する。今後はアジア展開や上場も視野に入れる中村トメ吉代表に、そのビジョンと戦略を聞いた。

誰一人置いていかない網羅的な展開を加速

僕自身も、さまざまな挫折やコンプレックスを抱える中、かっこいい理想の自分を追求した結果、実りの多い人生になっている。だから、自分と同じようにコンプレックスを抱える男性にもそれを伝えていきたい、と美容師の道を進んできました。しかし、当時は、〝メンズしか切れないのはダサい〟と揶揄されていた時代。メンズ美容師なんて文化もなかった。その中で僕一人が一プレイヤーとして頑張っても1日20人のお客さまと接するのが限界。そこで、「自分の哲学を仲間に伝え、仲間を導くことで100人、1000人のお客さまに貢献できるはず」と考え「OCEAN TOKYO」を立ち上げたんです。そこからさらに視座は業界全体へと広がり、今の「場所」「コト」「モノ」の三位一体で産業の基盤を整える「インフラ企業」という方向性が生まれました。

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