ミルボンは、2025年11月11日、「LASSICAL(ラシカル)」研究発表会を開催した。
ラシカルはヘアデザイン、髪に向き合い続けたミルボンが初めて手がけたインナーケアアイテムブランド。豊かな髪でありたい、ヘアデザインを楽しみ続けたいというニーズがある一方で、年齢を重ねたヘアは細毛や薄毛といった悩みが生じる。また、昨今は若年層でも細毛の軟毛が増えているという状況がある。ミルボンは、その原因として食の変化、頭皮環境の悪化、日常のストレスなどを捉え、内側からのケアを目的としたアイテムの開発に至った。
ラシカルのブランドコンセプトは、「『髪と肌』の美しさを体の内側から高めるヘアデザイナーを通じたパーソナル対応型ヘルスケアブランド」。ブランド名は、最高品質の美を引き出し、シンプルで上品な自分らしさをかなえる、という思いを込めて、「クラシック(CLASSIC)」と「キャリバー(CALIBER)」からつくった造語だ。
研究発表会では、髪と肌に着目し、肌温度(※1)の回復補助、肌の水分量向上、睡眠の質(※2)改善の機能性表示食品「ラシカル クロロゲニック アシッド」をはじめ、栄養機能食品「同バルーン ケア ショット」「同アライズ ケア ショット」「同グレイ ケア ショット」「同スノウ ケア ショット」「同プロテクト ケア ショット」の全6品を紹介。
これらの製品に共通成分として配合されているのは、ミルボンが約20年研究し続けている5-ALA(5-アミノレブリン酸リン酸塩)と、花王が独自の抽出技術を持つクロロゲン酸(コーヒー豆由来クロロゲン酸類)の二つ。研究発表会において、ミルボン開発本部商品開発部商品企画G1商品企画室1の清水彩乃氏は「これらの主成分の多量配合と、飲みやすい形での錠剤化にこだわり、非常に多くの難題を乗り越えました」と開発・製造の苦労を語った。
また、同会では開発本部研究開発部研究開発G製剤基盤研究チームの松本洋平氏も登壇。血めぐりに対するミルボンの研究知見や、クロロゲン酸、5-ALAについて紹介した。
※1末梢皮膚温 ※2夜中の中途覚醒時間を減らす・起きた時の疲労感の軽減




























